10月月例登山「女神山」
濃霧→快晴!
十月の月例登山は、十月二十二日、奥羽山脈真昼岳の南に位置する女神山(955・8m)でした。
一週間前に下見に入ったときには、岩手・宮城内陸地震や豪雨の被害があり、下前川沿いの林道三カ所が土砂崩れのために不通でした。ようやく、十月二十日から開通するというきわどさでした。
林道が狭くて、大きなバスは入れないため、参加者三十八人が二台のマイクロバスに分乗しました。バスは、秋田駅東口を六時三十分に出発しました。秋田中央ICから秋田道に乗ります。濃い霧に包まれながら走り、山内PAでバスが待ちあわせます。
秋田道を、七時五十分、湯田ICで降りて、旧沢内村を走る県道1号線を北上し、下前・白糸ノ滝の道路標識から左折して花巻大曲線に入ります。五キロほど進んで、下前川に平行する相沢林道をたどります。なかなかな難所でしたが、巧みな運転手さんのハンドルさばきで、八時十五分、登山口(540m)に到着しました。よく晴れ上がりました。まさに「山楽会日和」です。
元気いっぱいで、
出発する
登山準備、準備体操、班編成、出発前の記念写真。斎藤重一リーダーから、ブナとミズナラの葉脈と葉形の違いについての講義。
八時五十五分、一班を先頭にして、出発。九時五分、尾根コース分岐から、急坂にとりつきました。姫滝の岩場を右前方に望むあたり、九時二十分から、小憩をとりました。晴れ、無風。
九時四十五分、尾根に出て、小憩。すばらしい黄葉のブナ林がつづきます。斎藤リーダーの第二の講義、黄葉、紅葉、緑葉をつくる「黄の色素(カロチノイド)」、「赤の色素(アントシアニン)」、「緑の色素(クロロフィル)」などについて。
ゆるやかな尾根道を、ブナの黄葉に身を染めて、ゆっくりと登ります。小さな木片に、「つつじ咲くつつじ満開できれいだな 下前分校」とあって、幼い子どもの句に微笑みました。
十時三十分、県境コース分岐(847m)に着きました。晴れ。藤田百合子さんが、ブナの枯れ枝をたくさん集めて背負っています。「アートの材料です」とのこと。「芝刈り婆さんだ」とひやかす人もいます。女神山頂上まで、あと百メートルの登りです。
計画書どおりの
時刻に登頂!
十一時、女神山山頂(955・8m)に到着しました。正確に計画書どおりです。山楽会のなかまの脚力、気力はたいしたものです。お天気よし、無風のなかで、十二時までゆっくりとたのしい昼食休憩です。
頂上は、標高が高く、風もつよいためにブナ樹は灌木化しています。東には岩手県側の、西は秋田県側仙北平野の展望が楽しめました。北への尾根つづきには、真昼岳(1059m)が望まれました。遠い山々は、霞んでいてよく見えないのが残念でした。
「女神山山頂」標木のまえで、登頂記念の写真撮影をしました。下山開始。県境コース分岐、十二時十分、晴れ。ここからはなだらかな県境尾根のブナ林のなかをすすむ。高度が下がるにつれて、ブナの黄葉がみごとになっていきます。その林床には、黄色に葉を染めたオオバクロモジもたくさん生えています
女性のみなさんの合唱も聞こえてきました。
ブナ見平の
みごとなブナ樹林
十三時十分、ブナ見平(680m)に着きました。名前のとおり、形のよいすばらしいブナ林が広がっています。下から四人の茸採りが登ってきました。籠をのぞきこむと、収穫はなにもありません。「全然ない」と嘆いています。ことしは、ブナの堅果は大凶作、茸もおつきあいして凶作なのでしょう。きれいなブナ樹を背景にして記念写真を撮りました。
班ごとの写真も。
名瀑「降る滝」を見学
女神霊泉には、十三時四十分に降りました。ザックをデポして、降る滝を見物しました。見事な滝です。火山の多い奥羽山脈のなかで、和賀岳から真昼岳、女神山にかけては、隆起山地なので、こういう地形が見られるのでしょう。
十四時五分、ふたたび登山口に向けて下ります。白糸ノ滝の見物は省略、上部の登山道から垣間見ました。登山口には、十四時三十分に帰着しました。班ごとに整理体操。五十分、バス出発。
大沓温泉で汗を流して
帰りは、湯田町大沓温泉に寄って、一日の汗を流しました。
二台のマイクロバスへの分乗で、全員での交流ができなかったのは残念でしたが、いい山といいお天気の満足を乗せて、帰路についたことでした。


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