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2008年3月 5日 (水)

吹雪のなかの森吉山樹氷

Photo  毎年恒例の森吉山登山は、二月二十六日におこなわれました。
 道の駅「悠紀の国・五城目」に、七時五十分、参加者全員が集合しました。初めての参加者金 清三郎さんが、紹介されました。天気は曇り。八時、六台の車を連ねて、阿仁スキー場に出発。
 阿仁スキー場、九時着。小雪。曇ってはいるけれど、ほとんど風がないので、期待して、九時三十分、ゴンドラに乗りました。
 標高千メートル付近のブナの霧氷が見事でした。ゴンドラ頂上駅、ガスに包まれて、ほとんど視界がきかない。零下六度の世界でした。
 吹雪と寒さに負けず、みんな元気に、十時、出発。しばらく登ってから、全員の記念撮影をしました。雪と霧に包まれて、ちゃんと写るのか、心配でした。
 会長から、「樹氷」の解説、寒さへの万全の備えをするようにとの注意。
 十時三十五分、登行の途中、風がつよまってきたところで、「班長会議」を開いて、それ以上の前進を中止して、下山することに決定しました。
 十一時、ゴンドラ頂上駅に帰着。借りたスノーシュー、わかんじき、ストックなどを返し、管理人にあいさつをして、下山しました。
Photo_2  頂上に登れなかったので、予定を変えて、打当のまたぎの湯に向かうこととしました。十二時四十分、打当温泉着。ツキノワグマの毛皮が敷かれた部屋に案内されました。風呂、昼食。十四時三十分まで、ゆっくりと休養です。「またぎ資料館」も見学しました。
 解散前に、また全員で写真を撮りました。
  お天気に恵まれなくて残念でしたが、みなさんが、和気あいあいと、山楽会のなごやかな雰囲気を楽しみました。つぎの山行の好天に期待しましょう。
  来年は、樹氷に囲まれた森吉山頂に、かならず立つぞ!

第4回スキー交流会

 若い!若い!新雪蹴散らして滑りまくる

 第四回スキー交流会は、二月十九日、二十日の二日間、たざわ湖スキー場、たざわこ芸術村を会場にして開かれました。ことしの参加者は、女性八人、男性十五人の計二十三人でした。
 第一日目十九日は、朝七時三十分に、秋田市御所野のシルバーエリア駐車場に集合しました。ここから、たざわこ芸術村のバスで、一路たざわ湖スキー場に向かいました。
Photo_5  十時前に、たざわ湖スキー場に着きました。現地合流の三浦澄子さんもいっしょになりました。記念撮影後、A班からE班に別れて、元気いっぱいに粉雪を蹴ちらして滑り、真剣にスキー講習を受けました。
 昼食休憩、三浦強さんも合流しました。たのしくなごやかな語らい。
  午後は、十五時近くまで、滑りました。バスで、たざわこ芸術村「ゆぽぽ」にもどりました。十六時、宿の甘酒の歓迎。十八時の交流会まで、それぞれ入浴、休憩、歓談。
 交流会、斎藤重一会長の開会あいさつ。瀬下翁悦さんの「乾杯」。
 差し入れの御馳走の紹介、三浦 強さんから、①こはぜ酒、②ガマズミのシロップ、③干し柿、④さわし柿、⑤柿漬け、⑥アユうるか、⑦竹の子の煮付。谷 テチ子さんからはたくさんのビール漬け。みな、とてもおいしく戴きました。
  わらび座の若いみなさんの元気あふれる余興も入り、とてもたのしい交流会でした。

 第二日目二十日(小林多喜二忌です)、芸術村は、あけ方から降った新雪に覆われ、すばらしい銀世界でした。七時三十分から朝食、八時三十分には、山に向けて出発しました。瀬下翁悦さんが、急用のため、帰宅することになり、田沢湖駅まで送りました。
 九時すぎにスキー場着。高田 博さんの号令で準備体操のあと、班に分かれて滑降を堪能します。スキー場の上部はすばらしい霧氷でした。佐藤一男さんが、膝が痛むとのことで、途中から、自重して休みました。
Photo_6  昼食後、全員が「かもしか」ゲレンデ上部まで上がり、記念写真を撮りました。部分的には、新雪の深雪でしたが、膝までの雪をものともせずに滑っていました。「宿の風呂場のウマ油の石鹸を使ったから、きょうはとても馬力が出る」のだそうです。
 十四時三十分ごろ、みな引き上げてきました。十五時、帰りのバス、出発。だれひとりとして怪我もなく、元気いっぱいです。
 スキー交流会幹事の菅野政士、福木幹郎、小林英三さんたちから、会計報告までふくめて、しめくくりのお話がありました。幹事のみなさんご苦労さまでした。 予定よりも一時間ちかくも早く、バスは、シルバーエリア駐車場に到着しました。斎藤会長の終わりのあいさつで、お互いの健闘をたたえあって、解散をしました。

登山に役立つ話33 (「登山講座改題)

 山の歩き方(3)

 [雪上歩行]

 おととしの遠征登山で、北海道・羅臼岳に登ったとき、大きな残雪を恐れたいくつもの南国のパーティが、登山を中止して下山していきました。雪に慣れている私たちは、全員が急斜面を安全に登りきりました。
 ところで、雪の上の歩行技術は、基本的には、無雪期の歩行技術と変わるところはありません。あなたのいちばん歩きやすいスピード、バランス、リズムで前進すればいいのです。雪の斜面、固い雪に立つと、慣れていない人は、緊張や恐怖感で体を固くしてしまいます。肩の力を抜いて、全身を柔らかに保つことが、とくに雪斜面ではもとめられます。

 雪斜面のルートは、無雪の山道を行くのとちがって、歩きだしのA点から目的地B点までを、直線に登ることが多くなります。雪崩、雪庇などのふみ抜き、滑落、濃霧による迷いなどの危険については、リーダー(班長)の適切な判断がもとめられます。AB間での休憩地の選択もだいじです。雪斜面は、上からの落下物も多いからです。正しいルートを先導するサブリーダー(副班長)と、最後尾からパーティ全体を掌握しながらすすむリーダー(班長)との連携が、つよくもとめられます。
 いろいろな雪質があります。基本は、重力線に沿って、真っすぐに足裏全体で立つことです。いたずらな緊張、不自然な前傾、へっぴり腰など、事故のもとです。また、ストックの使い方にも習熟しなければなりません。

 深雪のときには、ラッセルの労働を軽減するために、わかんじき、スノーシュー、山スキーなどを用います。それぞれに、平地、斜面急斜面、トラバース、登り降りの技術があり、安全登山のためには習熟しなければなりません。 
  堅氷・雪の急斜面では、シュタイクアイゼンを使います。使いこなすには、訓練と経験を必要とします。しかし、アイゼン不要の場所でも、雪・氷斜面が現れるとつけたがる初心者がいます。アイゼンの着脱は、リーダーの指示でおこないます。アイゼンは、使い方を誤ると「凶器」です。軽アイゼンの時でも、自分勝手な着脱は禁物です。

 わが山楽会では、冬山の氷雪登山はしませんから、雪上歩行の基本を習得し、経験のあるリーダー(班長)の指示にきちんと従えば問題はありません。二月の森吉山から、六、七月の山まで、残雪、雪渓上を歩くことがあるのですから、雪の上を歩くことに慣れておきましょう。

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